水漏れとカビの請求で聞くこと
水漏れとカビの請求は、シミが写っていることより、原因と、知らせた時期と、手入れの記録で読みます。写真は観察です。原因の説明は、それとは別の欄にします。
ガイドラインの例では、結露を放置して拡大したカビは借主負担の例に含まれ、建物の欠陥や設備の故障が原因の場合は貸主側の問題として扱う整理があります。どちらに似ているかを自分で断定せず、相手の説明と、自分の通知記録を並べます。参考は 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン です。
四つの欄に分ける
メモは次の四列です。
- 見えているもの。場所、範囲、写真
- 自分の手入れ。換気、ふき取り、発見した時期
- 相手へ知らせた記録。日付、手段、返事
- まだ不明なこと。配管、雨漏り、結露のどれか
不明な列を、借主の放置や、建物の欠陥という言葉で埋めません。
エアコンや配管と重なるとき
エアコンからの水漏れと、壁の中の配管は、見た目が似ても作業が違います。明細が清掃なのか、部品交換なのか、壁紙の張替えなのかを分けます。設備の行は エアコン清掃の請求を見たとき です。壁紙の範囲は 壁紙の張替え請求で確認すること と照合します。
写真は、乾いた状態と位置を残す
近くの写真だけだと、どの部屋のどの角か後から分かりません。部屋全体と、シミのアップを対にします。撮り方は 退去前に残す部屋の写真 です。入居時からあったシミは、入居時の写真が無い限り「前からあった」と断定せず、不明と書きます。
質問は原因と通知に向ける
尋ねる文面は、次で足ります。
- このシミを、結露、雨漏り、設備故障のどれと見ていますか
- 入居中の通知を、どう扱いましたか
- 張替えや清掃の範囲は、シミの範囲とどう対応していますか
負担割合は、その答えと契約を見てから確認します。答えが無い状態で、払わない結論にはしません。